27年間ナズキを焼き続けるマナナさんの店舗「私のも負けちゃいないよ (არც ჩემია ნაკლები) 51」はスラミの所謂ナズキ通り沿いに現存するナズキ屋の中ではかなりの老舗だ。筆者らが訪れた際、ナズキを焼き上げる最終段階をたまたま見学できた。ナズキの艶を出すため、卵・クローブ・砂糖・塩を混ぜたものを焼き上げの最終段階で表面に刷毛で塗っていた。どうやら材料の配合は目分量で行っているようだ。四半世紀以上の経験があれば計量器など不要なのだろう。当店のナズキはややバニラ風味が強めに感じられた。

焼き上げたナズキは布団に入れて保温されている。2025年の夏に新たな高速道路区間が開通して以来めっきりお客さんが減ってしまったらしい。駐車スペースあり。一つ3ラリで現金払いのみ。



コメントを残す